海外生活に必要なものは人それぞれですが、特にこだわりのない私が、オーストラリアで実際に生活してみて「これは本当に持ってきてよかった!」と思ったもの、逆に「これはいらなかったかも…」と思ったものをカテゴリ別にご紹介します。
これから渡航される方の参考になれば嬉しいです。
持ってきてよかったもの
【電子機器・生活用品】
- パソコン
履歴書作成の際はやっぱり必須。スマホだけでは不便に感じる場面が多いです。 - 変換プラグ(2個)
最低限の数があればOK。多すぎると荷物になるので注意。 - 日傘
誰もさしていませんが、オーストラリアの日差しは本当に強いです。特に夏場は持ってきたらよかったと後悔しました。(友人曰くこちらでも韓国の方はさしてる方もいらっしゃるそうです) - 折りたたみ傘
天気が急に変わることもあるので、軽くてコンパクトな傘があると便利です。 - 圧縮袋(新品)
100均のものは一度使うと破れることが多かったので、質の良いものを用意しておくのがおすすめ。
【日用品・衛生用品】
- バスタオル・フェイスタオル(各1枚)
バッパーによっては有料レンタルだったりするので、最低限は持参が安心です。 - ノニオの舌ブラシ・舌クリーナー
こちらではプラスチックのものしか見かけなかったので、日本から持ってきてよかったです。 - 薬類(整腸剤・ロキソニンなど)
オーストラリアの薬は効き目が強め。普段使い慣れているものを持ってくると安心です。
私は普段薬を飲みませんが、いざという時のためにお守りとして持ってきました。 - タンポン・ナプキン
特にタンポンはアプリケーターがないものが主流。慣れていない方は日本製をおすすめします。 - ポケットティッシュ
現地ではあまり見かけないので持っていると重宝します。
スーツケースの隙間に入れて持ってくるのがおすすめです。 - 箸/ピンチハンガー/洗濯ネット
現地にも売っていますが、かさばらず軽量なうえに確実に100均の方が安いので買ってくることをお勧めします。
【化粧品・美容用品】
- 化粧水
オーストラリアには化粧水を使う文化がないそうです。そのためこちらには日本と同じ使用用途の化粧水と呼ばれるものが基本的にはないと聞きました(ふき取り化粧水はあるそう)。保湿剤はたくさん売っていますが、「化粧水」を必要とされる方は必須です。 - フェイスパック
日本のものは安くて質も良く、大容量タイプが特にお気に入りです。こちらでは割高で種類も少なめ。 - カラコン
こちらでも海外通販などで購入できますが、安心感を考えると日本で購入しておく方がベター。 - 美容液・クレンジングなど
the ordinary など現地で人気のブランドもありますが、日本のアイテムにこだわりがある方は持参がおすすめ。最近では韓国コスメのお店も多いので、韓国系のスキンケアは充実してきている一方、日本の商品は化粧品含めまだまだ売っているお店や商品の種類が少ない印象です。
【衣類・ファッション】
- 下着(特にブラ)
サイズ表記が日本と異なるため、現地で自分に合うものを探すのは難しいです。 - 水着
好みにもよりますが、こちらの水着はヘルシー系が多く、日本のようにパッド入りで安心感のあるデザインは少なめでした。 - サングラス・メガネ
JINSやZoffなど、日本ブランドのものは品質も良く、コスパ的にも◎
【食料品】
- パスタソース(日本のもの)
こちらのパスタソースはトマト系やチーズ系が主流で、たらこや和風は見かけません。私はたらこパスタが好きなので、日本から持参して正解でした。 - インスタント味噌汁・レンチンごはん
バッパー生活のときにとても役立ちました。あるとホッとします。 - 日本のお酒
焼酎や日本酒など現地では非常に高価です。特に銘柄に好みがある場合は、持参をおすすめします。またレモンサワーを飲む人たちは、こちらではなかなかレモンサワーを飲むことができないことを嘆いているのでレモンサワーの素(リキュール)を持ってくることをお勧めします。これこそ人によると思いますが私の数少ないこだわりの一つかもしれません。(醤油やみりんじゃなくて焼酎を持ってこればよかった…) - お茶っ葉
お茶好きな方はぜひ。もちろん紅茶でいえばT2など有名なブランドはありますが、ほうじ茶や麦茶などの日本のお茶はアジアンスーパーで高く売られており、軽量なので持ってくることをお勧めします。
【持ってこなくてもよかったもの】
- カミソリ
現地で日本と同じブランドのものが手に入ります。 - 大量の歯ブラシ
小さいサイズのものも売ってるのでわざわざ大量に持ってくる必要はないかと - 歯磨き粉
大量の種類の歯磨き粉がありますし、日本よりホワイトニングの成分が強いものもあります。 - ドライヤー
こだわりがない限りはこちらに安くて風量が強いものが売っています。 - シャンプーリンス
現地にも種類豊富な製品があります。こだわりがあれば持ってきてもいいかとは思いますが、以前日本から持ってきたシャンプーコンディショナーが水質のせいか日本の時ほど効能が発揮されないというSNSの投稿を見かけました。 - 大量のタオル・靴下
最低限の枚数で十分。生活しているうちに自然と増えるし、現地のショップでも安く手に入ります。 - 本や参考書
日本で読まなかった本は、オーストラリアでもたぶん読みません…。本当に大切な一冊以外は、荷物になるだけです。 - 乾麺やインスタントラーメン
アジアンスーパーで簡単に手に入ります。韓国系の麺類が豊富。
ただし日本のインスタントラーメンは高いので好きなものがある場合は持ってきた方がよいかもしれません。 - 醤油・味噌・日焼け止め・サプリメント
現地でも比較的手に入れやすいので、優先度は低め。 - 梅酒
梅酒は割とよく売ってたり、セールしています。
【判断が分かれるかも…なアイテム】
- みりん・料理酒
どちらも現地では高価(家の近くのスーパーでは250mlで約400円)。料理にこだわる方や、日本食を頻繁に作る予定のある方は持ってくると◎ - 焼肉のタレ・ほんだし・白だし・鶏ガラスープの素
これも同じくアジアンスーパーにはありますが、使用頻度が高いなら日本からの持参がお得。 - 服や靴
私は最低限の洋服(たとえばTシャツ4枚、ズボン2本、ワンピース2枚ほど)で十分だったなと感じました。
オーストラリアの洋服は自分の好みじゃないかもしれないし、お気に入りの服をたくさん持って行きたい気持ちもよく分かります。ただ、1年も過ごせば、よほど強いこだわりがない限り、現地で新しく服が増えるのは避けられません。
物価が高いとはいえ、お店によってはリーズナブルに手に入る服も多く、日本ほど周囲のおしゃれさを気にする場面も少ないため、「勝負服」のようなアイテムもそれほど必要ありませんでした。また、日本の時よりも昼間にアクティブな遊びをすることが増えたので、日本にいる時ほどヒールを履かなくなったのでおしゃれ(で歩きにくい)靴も一足でよかったと思いました。
実際、私は日本からお気に入りの服をたくさん持ってきましたが、こっちで趣味が変わってしまい、結局あまり着ていないものも多くて…。本当に「これだけは着る!」と思える数着に絞ればよかったなと、少し後悔しています。 - ブランド物
これも個人な感想ですが、日本にいる時ほど持っている人を見かけることが少なく思います。私はオーストラリアでは昼間に海やBBQ、夜はパブでもみくちゃにされたりなどの機会が多いので窃盗などの危険性なども考えるとブランド物を持っていく必要はないのかなと思いました。
【手荷物に入れてよかったもの】
- 緊急連絡先を紙に書いたもの
- 滞在先のホテルの住所を書いた紙
- ワーホリ許可証のPDF
- パスポート
- 携帯・財布
- マスク(乾燥していて喉が痛くなるので)
- 整腸剤・むくみ取りシート
最後に
これはあくまで、特に何もこだわりのない私が、生活していく上での利便性などを考慮した結果です。
とはいえ、「推しのグッズ」や「お気に入りの服」など、自分の心が満たされるアイテムは、たとえ不便でも大切な存在です。
何を持っていくかは、自分自身との相談。この記事が一意見として、少しでもお役に立てれば嬉しいです。
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